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Japan Agricultural Machinery Manufacturers Association(JAMMA)

U.活動内容

1.概 要


 農業機械メーカの油脂に対する国内、海外の現状をふまえ各社共通の農機メーカ、作業機メーカ用トランスミッションオイル(油圧作動油兼用)の規格化をメインテーマとしていますが、委員のスキルアップや情報共有を計るために参加メンバによる講演会も交えながら活動を推進しています。
 また、一回/年は関連会社の協力を含めた技術交流会を開催し油脂技術分科会会員の技術力向上に寄与しています。将来的には各社共通の生分解性トランスミッションオイルやグリースの規格化にも取り組んでいく予定です。

2.これまでの歩み

<設立準備会>
 2013年5月に農機メーカ、作業機メーカおよび石油元売りメーカ、添加剤メーカが集まり、日農工・油脂技術分科会設置の趣旨説明を行い、その決議として次の要領で推進することとしました。

  1. 潤滑油規格の制定(農機メーカ、作業機メーカ向け、国内海外共通トランスミッションオイル)のための「油脂技術分科会」の立ち上げを行い、具体的な取り組みについて進める。
  2. この分科会活動は日農工を窓口に「油脂技術交流会」を毎年1回日農工会員および分科会メンバーに対して話題提供を実施していく。
  3. 分科会メンバーは農機(トラクタ)メーカと作業機メーカ、石油元売りメーカ、添加剤メーカで構成する。(分科会メンバー日農工より参加要請を行う)
  4. 組織は日農工「技術安全対策委員会」に属して活動する。
<油脂技術分科会の活動・・・・・・分科会会員のスキルアップ>
 2013年9月に油脂技術分科会の初回会合を開催し、3ヶ月に1回程度の割合で会議を開催しています。
 分科会会員のスキルアップのため、石油元売りメーカ、添加材メーカより講演を頂いています。 
 主な内容は以下の通りです。
  1. 日本建設機械施工協会・油脂技術委員会の活動内容の紹介
      元(株)小松製作所      
大川 聰 氏(油脂技術委員会発足時の委員長)
  2.トラクタ油の海外規格と添加剤技術
      日本ルーブリゾール(株)    林 輝賢 氏
  3.軽油の添加剤と最近の問題
      日本ルーブリゾール(株)    坪井勝巳 氏
  4. 潤滑油試験の最近の動向について
      JX日鉱日石エネルギー(株)   田村眞実 氏
  5. 農業機械メーカのオイル規格について
      シェブロンジャパン(株)    高山日実子 氏
  6.潤滑油の極圧試験法とその評価
      昭和シェル石油(株)      篠田憲明 氏
  7.潤滑油の摩擦特性試験法について
      コスモ石油ルブリカンツ(株)  杉浦俊浩 氏
  8. 農業機械に使用される潤滑剤について
      出光興産(株)          白神善隆 氏
  9.低温特性・高温特性とシングルグレード・マルチグレード
      アフトンケミカル・ジャパン(株) 高西知広 氏
  10.潤滑油の劣化について(熱、酸化、剪断など)
      JX日鉱日石エネルギー(株)   昼間博之 氏
  11. シーズン・作物に対応した農業機械の使用方法
      (株)クボタ          杉本吉昭 氏




              [油脂技術分科会の活動]


<油脂技術分科会の活動・・・・・・・トランスミッションオイルに関するアンケート>
 当油脂技術分科会として国内・海外の市場に向けて何を発信できるかについて、石油元売りメーカ及び添加剤メーカと連携し、農機販売会社及び農機販売店に対し農機用トランスミッションオイルに関するアンケートを実施しました。

[国内のアンケートの一例]
 質問 :トラクタ・コンバイン・田植機以外の農機(草刈機・運搬車・防除機械等)を対象とした、各社共通の
  トランスミッションオイルがあると良いと思いますか?

                     アンケート結果(国内)


[海外のアンケートの一例]
 質問 :農業機械メーカが推奨する農機各社共通トランスミッションオイルがあると良いと思いますか?

                 回 答               国別アンケート実施件数

                     アンケート結果(海外)

国内・海外の「良くない」とした回答をもとに、問題解決ができる規格作りにポイントを絞り検討しています。
(各社に対応出来る必要最小限の品質性能をもつ各社共通トランスミッションオイル)



<油脂技術交流会活動・・・・・・日農工会員および油脂分科会会員のスキルアップ>
 「農業機械油脂技術交流会」は、農機メーカ、石油元売り、添加剤メーカの協力を得て、日農工会員および関連する企業などから講師を招き、1回/年を目標で開催しています。
その内容を紹介します。

>> 2013年7月 (第1回)
  1.農業機械と潤滑油 
       (株)クボタ          佐藤芳樹 氏
  2.トラクタ作動油の役割とその処方技術について
      コスモ石油ルブリカンツ(株)   田谷隆裕 氏
  3.インドでのトラクタ市場について
      シェブロンジャパン(株)     増田和也 氏

>> 2014年7月 (第2回)
  1.農業機械の潤滑油に対して求められる要求性能
      ヤンマー(株)          坂本俊憲 氏、紙森拓弥 氏
  2.グリース潤滑の基礎について
      出光興産(株)           関口浩紀 氏
  3.JASO ディーゼルオイル規格動向の紹介
      アフトンケミカル・ジャパン(株)  星野秀隆 氏
  4.オイルシールの変遷について
      NOK (株)            松根 穣 氏

>> 2015年8月 (第3回)
  1.トラクタの自動変速ミッションと作動油の要求性能について
      井関農機(株)          藤田武利 氏
  2.防除・管理作業用農業機械に使用される潤滑油に関して
      (株)やまびこ          三樹延行 氏
  3.潤滑油の基油とは
      昭和シェル石油(株)       篠田憲明 氏
  4.駆動系潤滑油粘度の変遷
      日本ルーブリゾール(株)     坪坂将史 氏
  5.農業機械及び自動車用軸受の最新動向の紹介
      日本精工(株)          代 清明 氏、坂口祐樹 氏

>> 2016年8月 (第4回)
  1.日農工の事業概要と農業機械の市場動向等について
      (一社)日本農業機械工業会   松山 徹 氏
  2.昨今の農政事情に対応する汎用コンバインと使用油脂類
      三菱マヒンドラ農機(株)     栗原明弘 氏
  3.トラクタアタッチメント:フロントローダと草刈機の紹介
      三陽機器(株)          川村純二 氏
  4.駆動系潤滑油粘度の変遷
      JXエネルギー(株)       山田健吾 氏
  5.農業機械用湿式摩擦材の特性と潤滑油
      東海カーボン(株)        池口純一 氏、佐藤 剛 氏

>> 2017年8月 (第5回)

  1.国内小型トラクタの市場要求について
      井関農機(株)          藤田武利 氏
  2.神崎の製品紹介と油圧機器長寿命化のための油脂改善について
      (株)神崎高級工機製作所     鎌田 稔 氏
  3.ディーゼルエンジン油の最新規格動向
      コスモ石油ルブリカンツ(株)   赤松 篤 氏
  4.農業機械に使用されるフィルタの役割と評価方法
      和興フィルタテクノロジー(株)  安達幸生 氏
  5.(一社)日本建設機械施工協会・油脂技術委員会の最近の取り組みについて
      日立建機(株)          豊岡 司 氏

>> 2018年9月 (第6回)
  1.農業機械の自動化について
      ヤンマーアグリ(株)       橋本裕輔 氏
  2.小形携帯機械の油脂について
      (株)丸山製作所         湯浅一康 氏
  3.機械の潤滑管理と分析試験について
      出光興産(株)          鈴木航一郎 氏
  4.グリースの基礎と農機用グリースのご紹介
      協同油脂(株)          森元正義 氏

>> 2019年11月 (第7回)
  1.ユーティリティービークルについて
      (株)クボタ           佐藤芳樹 氏
  2.農業用薬剤散布車スピードスプレヤーについて
      (株)ショーシン         根津雅彦 氏
  3.ガソリンエンジン油の規格動向について
      シェルルブリカンツジャパン(株) 藤原彬充 氏
  4.転がり軸受の白層剥離を抑制する材料・熱処理技術について
      (株)ジェイテクト        佐田 隆 氏




               [油脂技術交流会風景]


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